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【感想】『仮面ライダージオウ EP11』: 花道でオンパレードだぁ (ジオウのりゅうずを回す)

ジオウのりゅうずを回す


当ブログでは、『ジオウのりゅうずを回す』と題するシリーズで、『仮面ライダージオウ』の感想や考察を毎週書いています。
この記事では、2018年11月18日に放送された仮面ライダージオウ EP11『ジオウ・オン・パレード2018』、及び東映特撮ファンクラブで配信されている仮面ライダージオウ 補完計画 11.5話『謎の95DO!』について書いていきたいと思います。
お付き合いお願いします。

ジオウ 鎧武アーマー

仮面ライダージオウ ライダーヒーローシリーズ09 仮面ライダージオウ 鎧武アーマー

仮面ライダージオウ ライダーヒーローシリーズ09 仮面ライダージオウ 鎧武アーマー

EP11は、アナザー鎧武と戦うジオウが、ジオウ 鎧武アーマーに変身するシーンから始まる。


鎧武の変身シークエンスといえば、やはり、頭からフルーツの鎧を被るところが非常に印象的だ。
それが鎧武アーマーにも取り入れられていたのは嬉しかったし、初変身の驚きも『仮面ライダー鎧武』の初期を彷彿とさせてくれた。
そして、アーマー装着で苦戦するソウゴの後ろで「継承の儀」を果たそうとしているウォズの姿もなかなかじわじわくる。(笑)


これまでは話の構成が「アナザーライダー発生→レジェンドからライドウォッチを継承する→アナザーライダー発生の時間に飛ぶ→ライドウォッチで変身」という流れを守ってきたが、EP11がいきなりアーマータイムで始まったことにはびっくりした。
今のところ『仮面ライダージオウ』は二話ごとにレジェンドライダーが登場する形式になっているが、このようなイレギュラーな演出があると視聴者も飽きずに観られるので、積極的にやっていってほしい。

「始まりの男」

2013年でアナザー鎧武と戦っている最中に、ソウゴは「始まりの男」となった葛葉紘汰の惑星へと飛ばされる。
そこで、ソウゴは、大事な仲間を救うために一人で解決することが本当の「王様」ではないので、ゲイツの強さを信じるべきだと告げられる。
そして、紘太は、アナザー鎧武撃破前の時間にソウゴを連れ戻す。


『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL』以来の佐野岳さんが演じる葛葉紘太が観られて、純粋にうれしかった。
しかも、『仮面ライダー鎧武』の最終回で「始まりの男」という神のような存在になった紘太が、その圧倒的な力を久々に発揮したことにも割と興奮してしまった。
服装がいつものものとは違い、少し薄着になっていたことは少し気になったが。


今回、紘太は2013年に干渉しているが、よくよく考えると、紘太が「始まりの男」になったのは『仮面ライダー鎧武』本編の最終回での話だ。
つまり、2014年になるまで「始まりの男」は存在しないはずなのに、なぜか「始まりの男」は2013年にもいる
『仮面ライダー鎧武』で「始まりの女」となった高司舞が過去に遡っていたのと同様の力で、紘太も過去に遡ってソウゴに助言したのだと解釈していいのだろうか。
「始まりの男」は時間に干渉できる存在のようだが、そうなると『仮面ライダージオウ』内の出来事を色々とかき乱してくれそうで面白そうだ。


そして、より不可解なのは、鎧武ライドウォッチを継承した後の出来事なのにもかかわらず、「始まりの男」が歴史改変の影響を受けていなさそうな点だ
本来であれば、ライドウォッチ継承後は『仮面ライダー鎧武』本編での出来事は消えているはずなので、「始まりの男」も同時に存在しなくなるはずだ。
「始まりの男」は『仮面ライダージオウ』におけるルールを超越した存在だと考えていいのだろうか

過去改変の是非

「ジオウを倒す」という共通の目的を持っていること、そして、歴史を変える重罪を犯そうとしている点では、ゲイツとタイムジャッカーも一緒であることをゲイツはスウォルツとオーラに指摘される。


ソウゴのライドウォッチ継承が結果的にレジェンドライダーの歴史改変につながっていることを何度かゲイツは非難していたが、私はそのことに対する違和感をずっと覚えていた。
というのも、ゲイツやツクヨミも、オーマジオウの誕生を阻止するために過去を改変しようとしているので、やっていることはソウゴと変わらないからだ。
そこに今回しっかりと触れてほしかったのは嬉しかったし、ゲイツがそのことを指摘された際に戸惑っていたことからも、ゲイツが「過去改変」についてあまり深く考えていなかったことがうかがえる
この辺りについてはこれから先もっと深堀されると思うので楽しみにしていたい。
また、3日後のソウゴが過去を改変しようとしている点からも、EP11とEP12の「鎧武編」における大きなテーマになるのではと推測する。

二人のソウゴ

2018年11月18日の常盤ソウゴは、家出したゲイツを捜索するために出かける。
そして、入れ替わりで2018年11月21日からやってきた常盤ソウゴがクジゴジ堂に入ってきて、アナザー鎧武のもとへと行くためにツクヨミを連れ出す。


どうやら、ソウゴが二人に増える展開は、『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』と同時並行で撮影を行っているために入れた展開のようだ。

今回ソウゴが二人になったり、ゲイツが家出したりしてるのは、ストーリー上の要請というのがタテマエ。
けど、ぶっちゃけのところでは、(視聴者を飽きさせずに)クジゴジ堂セットの比重を増やして効率を上げようとか、ソウゴとゲイツの共演を減らして映画とTVに振り分けようとか、オトナの事情的思惑があったりもします。


平成仮面ライダー20作品記念公式サイト | 東映


だが、そのような「オトナの事情」までもを時間モノの設定に取り入れてしまうのは、流石長年のノウハウがあるだけあってお見事だ。
加えて、3日後のソウゴに過去に干渉させることで「過去改変の是非」を問いかけるのも、「鎧武編」のテーマにしっかりと沿っている


同じく「時間」を扱った作品である『仮面ライダー電王』の映画『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』の4人の良太郎を彷彿とさせるような展開に少し懐かしさを感じた。
また、二人のジオウが共闘するという貴重な画も観られたので、私はこの新鮮な展開に満足した。

運命を覆す強さ

アナザー鎧武の力によって、ゲイツはヘルヘイムの森に連れていかれてしまう。
そこで、ゲイツは、ヘルヘイムの森に5年間いた駆紋戒斗と出会う。
魔王を倒すために森から出たいと言うゲイツに対して、戒斗は、運命を覆す強さを感じ取れないことを指摘する。


ヘルヘイムの森の実を食べてしまうとインベスになってしまうことは『仮面ライダー鎧武』でも明かされたので、もし戒斗が実を食べていたら今頃人間ではないだろう。
戦極ドライバーを装着した状態で実を食べたらインベス化しないが、EP11では既に『仮面ライダー鎧武』の物語は消えているはずなので、戦極ドライバーは存在しないはずだ。
だが、黎斗は5年間もヘルヘイムの森の中で生きていたので、どのように栄養を摂取してきたのかが疑問だ。


そもそも、黎斗が送られたヘルヘイムの森が果たして本物なのかが気になる。
アナザー鎧武誕生の影響で、どこまで『仮面ライダー鎧武』の物語の設定が変わるかが分からないので、ヘルヘイムの森も消えるのかどうかが分からない。
もしヘルヘイムの森も消えているのであれば、今回登場したヘルヘイムの森はアナザー鎧武の力で生み出した疑似的なものだと考えるといいだろう。
そして、この疑似版ヘルヘイムの森では、森の実に関する設定なども少し違うのであれば、戒斗が5年間生きていたことも腑に落ちる。

アナザー鎧武vsソウゴ

ツクヨミに言われるがままに、2018年11月18日のソウゴは、チームバロンのリーダーであり、アナザー鎧武でもあるアスラを相手に戦う。


アナザーウィザードやアナザーオーズの際は、「相手のことを理解してから戦う」というソウゴなりのスタンスが一貫してあったような印象だったが、今回は割と周りに流されてアナザー鎧武と戦ってしまったことには違和感を覚えた。
2018年11月18日のソウゴは、アナザー鎧武が悪事を働く姿を目撃しているわけではない。
なので、これまでのソウゴであれば、アナザー鎧武の行動原理をまずは知ってから、戦うかどうか判断していたような気がする。
ソウゴがアナザー鎧武と戦うまでの経緯はもう少ししっかりと描いてほしかった気がする。

補完計画 11.5話

ジオウの初期デザインはどれもカッコいいが、やはり最終デザインのようなインパクトは足りていない。
特にフォーゼやエグゼイドのような強烈なデザインのライダーと並ぶと、そう感じてしまうと思う。
そう考えると、顔に「ライダー」と”落書き”する判断は正解だったのかもしれない。




仮面ライダージオウ DX鎧武ライドウォッチ 単品

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