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【感想】『仮面ライダージオウ EP07』: 魔法を披露 ハンパねーぞ (ジオウのりゅうずを回す)

ジオウのりゅうずを回す


当ブログでは、『ジオウのりゅうずを回す』と題するシリーズで、『仮面ライダージオウ』の感想や考察を毎週書いています。
この記事では、2018年10月14日に放送された仮面ライダージオウ EP07『マジック・ショータイム2018』、及び東映特撮ファンクラブで配信されている仮面ライダージオウ 補完計画 7.5話『最悪のブラックは誰だ』について書いていきたいと思います。
お付き合いお願いします。

ウィザード早瀬の「魔法」

ソウゴは、ゲイツとツクヨミを連れて、近所で話題の「ウィザード早瀬」のマジックショーを見に行く。
そのウィザード早瀬が本物の魔法であるかのようなマジックを実演する姿を目撃する。
そこで、ゲイツは、早瀬がかつていた「仮面ライダーウィザード」のアナザーライダーであることを見抜き、攻撃する。

早瀬「俺が一体何をしたって言うんだ?」
ゲイツ「お前が何をしたかなどは関係ない。


しかし、ソウゴは、何も悪いことをしていない早瀬と戦うことを疑問視する。

ソウゴ「あの人は… 何も悪いことはしていないよね。彼と戦うのは… なんか違う気がする。」
ゲイツ「ぬるいな。アナザーライダーの存在そのものが危険なんだ。あの力をいつ手に入れたのか… まずはそれを知る必要がある。奴に白状させる。」


ゲイツの一番の目的は「オーマジオウ誕生の阻止」だと考えていたので、今回ゲイツがアナザーウィザードを倒すことに躍起になっている様子は意外だった
『EP02 ベストマッチ2017』で、ソウゴを追いかけることに必死で、ゲイツはアナザービルドが人を襲う光景を見て見ぬ振りしようとしていたので、余計に違和感を覚えた。
ゲイツは良くも悪くも「その場の感情」で動いてしまう性格なのだろうか。
ゲイツが、アナザービルドを放置しようとしたのにもかかわらず、アナザーウィザードを倒すことには躍起になった理由が描かれていないので、モヤモヤする。


一方で、ソウゴは状況を冷静に俯瞰しているようで、好印象だ。
アナザーライダーであっても、誰かを傷つけたわけではないのだから、攻撃することは間違っている。
今回はソウゴの考えの方が賛同できた。

ウォズの言動

ゲイツはスウォルツの時間停止能力によってビルから落とされるものの、その場に現れたウォズに助けられる。

ウォズ「これを機に私たちも仲直りをしないかい?我が魔王に君みたいな仲間がいてくれるととても助かるんだ。」


ソウゴに対しては「ゲイツやツクヨミなどの仲間は要らない」と言っていたのに、ゲイツには仲直りをしたいと言ったことが少し引っかかった。
これは、ゲイツが単にゲイツを煽るために言った台詞なのだろうか?


というか、ウォズがわざわざゲイツを救ったということは、もしかしたらウォズの計画 (ソウゴのオーマジオウ化?) にゲイツは必要なのかもしれない。
『EP01 キングダム2068』でウォズが「赤いロボには気をつけろ」と言っていたことから推測すると、「逢魔降臨歴」にはゲイツの言動に関する記述もあるのだろう。
それらの記述に基づいてウォズが動いているのであれば、もしかしたらゲイツの行動はオーマジオウの誕生を促進しているのかもしれない
もしそうであれば、今回ウォズがゲイツを助けたこともただの「昔のよしみ」ではなく、オーマジオウの誕生にとってはもっと大きなことを意味するのかもしれない。
タイムパラドックスものは難しいが、因果律についても更なる考察を今後進めたい。

早瀬の絶望

木ノ下香織の小屋で助手として働いていた早瀬は、小屋の経営が傾いたときにウールと契約し、アナザーウィザードの力を活かして舞台に立つようになった。
早瀬には、香織に笑顔でいてほしい、という想いがあるからアナザーウィザードになったようだ。

早瀬「俺はお嬢さんが… 笑顔でいてくれてそれでいいんです…


最初はアナザーウィザードの力をマジックのみに使用していていて、誰も傷つけることはなかった。
しかし、小屋を閉めて香織と結婚することを長山に伝えられると、アナザーウィザードの力で長山を攻撃してしまう。


『仮面ライダーウィザード』のテレビ本編は、ゲストキャラクターの人生に焦点を当て、そのゲストが「絶望」する姿を、二話完結型で濃密に描くのが基本的なスタイルだった。
今回の「ウィザード編」も、ゲストキャラクターである早瀬のドラマを描くことに重点を置いていて、『仮面ライダーウィザード』の筋運びを模した作りになっていたところが非常に印象的だ
このような「人間ドラマ」が『仮面ライダーウィザード』の最大の魅力だと考えていたので、久しぶりにゲストキャラクターのエピソードが観られて嬉しかった。


仮面ライダーウィザードの変身者である操真晴人と同じように、早瀬も誰かの「希望」になろうとしていた。
それにもかかわらず、皮肉なことにも早瀬の献身おかげで香織が別の道に進む決心できたと考えると、早瀬の「希望」の打ち砕かれ方はかなり残酷だ。
「絶望」を乗り越えて誰かの「希望」になろうとした操真晴人とは対照的に、早瀬は、誰かの「希望」になろうとしたものの「絶望」に自らが陥ってしまった存在であると言えるかもしれない。


それにしても、アナザーウィザードのデザインもこれまた私の好みにドストライクだ。
ドライバー部分が骸骨の手になっていたり、顔が粉々に割れた宝石のような形状になっていたりしたのが、「絶望の魔法使い」であることを上手く表している
毎度毎度、アナザーライダーのデザインには感心してしまう。

補完計画 7.5話

カットされた未公開シーンをたくさん見られたのが個人的には嬉しい。
各エピソードの濃密さを見ていると、恐らくこれ以外にもたくさんカットされたシーンがあると思うので、それらを入れたディレクターズカット版なども観てみたい。
『仮面ライダーOOO』や『仮面ライダーフォーゼ』の重要なエピソードはディレクターズカット版が出たが、TTFCなどで久々に復活させてほしい、と思ったりする。


ゲイツくんが一日かけて撮ったシーンがカットされたと明かされたときは少し笑ってしまったが、俳優陣や監督たちの苦労が垣間見えて何とも言えない気持ちになってしまった。
いつも素敵な作品をありがとうございます。




仮面ライダージオウ DXファイズライドウォッチ

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