先日、私は大泉学園や光ヶ丘周辺のロケ地を探索した。
そのロケ地巡りで、『仮面ライダーシリーズ』で見慣れた定番のロケ地を数多く見つけて非常にテンションが上がった。
よって、今回も、私はそのような定番のロケ地が数多く存在する地域を巡ってきた。
今回は、2021年9月に東京都板橋区を訪れた。
感染リスクを考慮したうえで基本的には屋外にあるロケ地を中心に巡ったうえ、移動の際などにもしっかりと感染対策はしていた。
皆さんも、もしロケ地巡りをするのであれば、その辺りも留意していただきたい。
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まずは、東武東上線の東武練馬駅で下車。
北町アーケードショッピングセンター
まずは、東武練馬駅の南側にある北町アーケードショッピングセンターへ。
こちらの商店街は、『仮面ライダージオウ』の『EP01 キングダム 2068』で、常磐ソウゴが明光院ゲイツにタイムマジーンで追いかけられた場所だ。
閑静な住宅街の中にあるかなりレトロな商店街のため、一歩踏み入れるとまるでタイムスリップをした気分が味わえる。
時間帯のせいなのか分からないが、私が行った時は残念ながらシャッター街だった。
そして、この商店街の屋根にはたくさんの窓がある。
作中では、この窓からゲイツのタイムマジーンが突入してソウゴに襲いかかってきた。
板橋区立徳丸高山公園
次に、北へと上り坂を登って歩くと、板橋区立徳丸高山公園にたどり着いた。
こちらの公園は、『仮面ライダーオーズ』の『40話 支配と誕生会と消えるアンク』で、映司とアンクが過ごした場所だ。
作中では、この木の隣で映司と後藤が話していた。
高台にあるため、板橋区を見渡すことができ、見晴らしが非常に良い。
徳丸六丁目の坂
徳丸高山公園を出て西へ進むと、非常に急な坂にたどり着いた。
こちらの坂は、『仮面ライダー電王』の『41話 キャンディ・スキャンダル』で、野上愛理がひったくりに遭い、桜井優斗に助けられた坂だ。
ひったくりと優斗が周りの人々を巻き込んでしまいみんなで坂を転がり落ちるそのコミカルなシーンを覚えている方は多いのではないだろうか。
これほど急な坂だからこそ、余計に面白くなったシーンだ。
西台不動尊
東へ進むと、西台不動尊というお不動さんに繋がる細い道にたどり着いた。
住宅街にある非常に細い道なので、初見では場所がなかなか分かりづらいかもしれない。
参道の階段を登ると、崖の上にある西台不動尊の不動堂が見えてくる。
こちらのお不動さんは、『仮面ライダージオウ』の『EP02 ベストマッチ2017』で、ソウゴがウォズに話しかけられた場所だ。
作中では、ゲイツから逃げるソウゴが階段を降り、右側の茂みからウォズが突然現れてソウゴに自己紹介をしていた。
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蓮根歩道橋
更に北へと進むと、首都高速道路5号線付近にある蓮根歩道橋という歩道橋にたどり着いた。
こちらの歩道橋は、三方向に伸び、かつ真ん中に穴があり、非常に珍しい形をしている。
この歩道橋は、『仮面ライダージオウ』の『EP19 ザ・クイズショック2040』で、ゲイツとツクヨミが、白ウォズに仮面ライダークイズを倒すように言われた場所である。
また、『仮面ライダーゼロワン』の『29話 オレたち夢は壊れない』で、ZAIAエンタープライズによる飛電インテリジェンスの株式公開買付が成立したことにより飛電インテリジェンスの社長を辞める決意をした飛電或人が、会社に残る福添准たちに頭を下げた場所でもある。
前述した『仮面ライダーゼロワン』のシーンは特に重要なシーンで、かつ、この歩道橋が非常に象徴的な使われ方をしたので、覚えている方は多いのではないだろうか。
ちなみに、作中では、奥に見える首都高速道路の後ろに、飛電インテリジェンスの本社ビルが合成で挿入されていた。
その独特な形はもちろんのことだが、歩道橋の上に休憩用のベンチがあったりして、非常に珍しい作りの歩道橋だ。
1977年に土木学会田中賞という賞を受賞しているらしく、一見の価値がある場所だと思う。
舟渡大橋・板橋区立舟渡水辺公園
都営三田線の西台駅方面に歩くと、新河岸川にかかる舟渡大橋という橋にたどり着いた。
こちらの橋はアーチ型の二重構造で、上は車両、下は歩行者専用の橋になっている。
この橋の歩行者専用の部分は、『仮面ライダーシリーズ』ではかなり馴染みのあるロケ地だ。
この橋は、『仮面ライダー電王』の『5話 僕に釣られてみる?』にて、カニイマジンを追いかけながら、良太郎がハナに身体の重さを訴えた橋だ。
また、『仮面ライダージオウ』の『EP20 ファイナルアンサー?2040』にて、アナザークイズを追いかけるソウゴと堂安主水が、それを阻止しようとするゲイツと戦った橋だ。
また、最近だと、『仮面ライダーリバイス』の『4話 足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!』にて、五十嵐一輝が弟の五十嵐大二と喧嘩をしたシーンでも使われていた。
仮面ライダーファンであれば誰もが見覚えのあるはずの場所なので、上記の作品のファンでなくても絶対に行く価値はある。
そして、舟渡大橋を北に渡ったところの高架下にも是非立ち寄ってほしい。
この高架下は、『仮面ライダージオウ』の『EP06 555・913・2003』にて、草加雅人がアナザーフォーゼに首を折られかけた場所だ。
また、同じく『仮面ライダージオウ』の『EP33 2005: いわえ!ひびけ!とどろけ!』にて、ジオウやゲイツ、響鬼が、アナザー響鬼と戦った場所でもある。
更に、舟渡大橋の北側には、板橋区立舟渡水辺公園という公園が広がっている。
こちらの公園は、『仮面ライダー電王』の『5話 僕に釣られてみる?』にて、電王がクラストイマジンと戦った場所だ。
また、『仮面ライダーゼロワン』の『3話 ソノ男、寿司職人』にて、ゼロワンとバルカンがネオヒマギアと戦った場所でもある。
船渡大橋周辺に行くだけでも、仮面ライダーファンなら誰もが既視感を覚えて興奮するだろう。
私も、これまでここで撮影されたさまざまなシーンが脳裏に浮かび、かなりテンションが上がった。
また、最近だと『機械戦隊ゼンカイジャー』でも舟渡大橋周辺のロケ地が頻繁に伝われているので、ゼンカイジャーのファンも巡ってみる価値はある。
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最後に
今回は板橋区を巡ってみたが、東映の撮影所がある大泉学園からは比較的近いからか、色々と見覚えのあるロケ地があった印象だ。
なので、『仮面ライダーシリーズ』や『スーパー戦隊シリーズ』のファンであればきっと行く価値はある。
ただ、ロケ地同士がかなり遠かったり、山が多かったりしたので、歩きやすい格好で行った方がいいだろう。
また、特に前半のロケ地なんかは住宅地にひっそりとあるところなので、ロケ地巡りをする際はいつも以上に近隣住民に配慮をして行っていただきたい。
コロナ禍になかなか終わりが見えないが、また落ち着いたらロケ地巡りをしてみたいものだ。