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【感想】『仮面ライダービルド 46話』: う~たん&ひげたん (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年7月29日放送、仮面ライダービルド 46話『誓いのビー・ザ・ワン』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。 

  

 

白いパネルと並行世界

葛城忍が残した研究データを頼りに、戦兎たちはハザードトリガーを用いて白いパンドラパネルを生成。

このパネルについては、エボルトすら知らないようだ。

また、白いパネルによって並行世界にアクセスできることと、そのパネルと黒いパネルを使うと、別の世界と融合することが判明。

忍は、ビルドの世界 (A) と、エボルトが存在しない世界 (B) を融合させることで、新たな世界 (C) を創ろうとしていたようだ。

 

いきなりパラレルワールドの話が出てきて少々困惑してしまったが、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』 でもそのような設定は登場していたので、唐突ではない。

戦兎の説明に当てはめると、W~エグゼイドまでの出来事が起こった「スカイウォールのない世界」をB世界として、融合を試みるのか?

平成二期作品の中でも唯一明らかに異なるビルドの世界を、制作者側は『仮面ライダージオウ』のために他の世界とつなげておきたいのかもしれない

 

父が導き出した「勝利の法則」を息子が利用する展開は確かにアツい。

しかし、「既知の物理法則を超えた現象」は、戦兎がこれまで信じてきた科学の力とは結構かけ離れているので、戦兎が「ラブ&ピースを胸に生きていける世界」を創るための手段としてはあまりしっくりとこない。

なので、せっかく天才物理学者が主人公なので、戦兎の発明で自ら「勝利の法則」を導き出してほしかった気もする

もしかしたら、新世界以外の手段で解決するかもしれないが。

 

エボルトは世界を破壊するために黒いパンドラパネルを使おうとしているが、戦兎は世界を救済するために使おうとしている。

このように、「科学技術 (とパンドラパネルを呼んでいいのかは微妙なところではあるが) は使い方次第で善にも悪にもなる」というテーマが、白と黒のパンドラパネルにもつながっていることには感心した

最後まで、今作の重要なテーマとして扱ってくれて嬉しい。

 

かけがえのない日常のために

nascitaで住むメンバーは、エボルトと戦う前に、共に夏を満喫する。

戦兎「こういうありふれた… でもかけがえのない日常を守るために… 俺たちは戦ってきたんだよな。みんなの明日を創る。そのためにも… 必ずエボルトを倒す。」

 

一海のドルオタが炸裂したり、幻徳が相変わらず浮いていたりと、ビルド側のいつものノリで笑えた。

しかし、それと同時に、戦兎たちが全員揃えるのがこれで最後かもしれないと考えると、かなり切ない気持ちにもなった。

 

今作を振り返ってみると、今作で映し出された「日常」の殆どはnascitaメンバーのものだ。

逆を言えば、ほかの国民の「日常」を我々は殆ど知らないし、戦兎たちがほかの国民の「日常」に触れたことを表すような場面はあまりない。

なので、戦兎たちが守りたいのは、「東都全体の愛と平和」というよりかは「nascitaの愛と平和」であるように感じてしまう。

 

エボルトの挑戦

エボルトは、戦兎たちがパンドラタワーの頂点にたどり着くまで、10分毎に国をエリアごとに消していくと宣言。

 

人間の感情を得たのにもかかわらず、まるでゲームであるかのように人の命を奪うことを楽しんでいる姿が、人間離れでかなり恐ろしい。

パンドラタワーの頂上で余裕そうに寝そべっている様子もエボルトらしいし、ラスボスに相応しい風格だ。

 

エボルトによる被害の規模がかなり大きくて、割と衝撃的だった。

ブラックホールで瞬間的に一つのエリアを消すことができるのだから、過去の平成仮面ライダーシリーズでも類を見ない規模の被害であることに違いない。

このような規模の被害が出たからこそ、「新世界エンド」につなげて全てをなかったことにするのだろうか…

 

一海のためのブリザードナックル

ブリザードナックルは、元々戦兎が一海のために作ったらしい。

戦兎「そのボトルで変身すれば、ハザードレベルが一気に上がる。今のお前が使えば人間の限界値を超えて… 消滅する。だからあくまで武器として使ってくれ。」

一海「世界を救うためなら、命を懸けて戦うのが仮面ライダーだろ。あいつらはもういねぇ。俺がどうなろうと…」

戦兎「お前に何かあったら、俺たちが悲しむ。」

 

私はてっきりブリザードナックルが龍我のために作られたものだと思い込んでいたので、いい意味で裏切られて嬉しかった。

これまで販促面では割と冷遇されていたグリスにも何かしら武器や追加フォームが欲しかったので、素直に喜んでしまった。

「心火を燃やす」一海とは真逆の「ブリザード」であるが、敢えてそのような武器を戦兎が一海用に作った理由も知りたい。

 

「ラブ&ピースのためなら自己犠牲を厭わない」という、戦兎の考えに一海が完全に感化されていることが分かる。

戦兎が理想とする仮面ライダー像に、一海がかなり近づいているといえるだろう。

 

激凍心火!ガキガキガキガキ!ガキーン!

ブリザードナックルを武器としてしか使わないことを戦兎と約束していたものの、一海は一海は忍のビルドドライバーを盗んでいた。

パンドラタワーの頂上を目指していたライダーたちの前に、エボルトの遺伝子で作った三羽ガラスの擬態が現れたときに、一海はグリスブリザードに変身してしまう。

一海「エボルトは…!俺の逆鱗に触れた。」

 

今回のグリスブリザードに変身するまでの経緯では、理性と感情の間で揺らめく一海が非常に魅力的だった

三羽ガラスとの想いでや、三人が亡くなったことに対するトラウマが一海の中にはあったのだろう。

それと同時に、「愛と平和のために」エボルトの遺伝子の一部を始末する必要がある。

 

普段はしっかりと理性的判断を下せている一海でも、三羽ガラスの擬態による精神攻撃の影響で、流石にかなり動揺していた様子だ

 

そして、最終的にグリスブリザードに変身したシーンで一海の「覚悟」と、ビルドドライバーの音声がリンクしていて、かなり鳥肌が立った。 

ビルドドライバー「Are you ready?」

一海「できてるよ。」

 

グリスブリザードのデザインは、従来のグリスの意匠を残しながらも、全身の色が変わったことでガラッと雰囲気が変わってよい。 

どのように戦うか、楽しみだ。

 

 

 

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