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【感想】『仮面ライダービルド 41話』: 愛と破壊 (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年6月24日放送、仮面ライダービルド 41話『ベストマッチの真実』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。 

 

 

物理法則を超える現象

ロストボトルが全て揃うと、「既知の物理法則を超える現象」が生じるようだ。

 

この現象は、エボルトが言っていた「新世界を創る」ことと関係があるのか…?

今後はかなりSFチックな展開になりそうな予感だ。

 

志水恭一の謎

エボルトとの戦いを振り返ると、スマッシュにされた人間は全員戦兎や龍我と何らかの接点のある人物だと分かる。

しかし、最初にスマッシュにされた男だけ、戦兎や龍我との関係性が不明だ。

そこで、紗羽が調べたところ、彼の名は志水恭一で、葛城忍の教え子だったことが判明。 

 

第1章の総評記事で、仮面ライダーたちが助けてきた東都市民のほとんどが戦兎や龍我の関係者であることを私は指摘した。

話の作りの都合上そうなってしまったと思っていたが、まさか本編でそこを回収してくるとは思っていなかった。

スマッシュの被験者がみな戦兎や龍我の関係者だったことがエボルトの策略の一環だったという落としどころも、かなりこの番組らしい。(笑)

もう、この番組で起こることの全ての裏にエボルトがいると考えていいだろう。

 

ベストマッチ=愛と破壊

ベストマッチは、石動惣一と美空の思い出を基に決まったことが判明。

エボルトが好きなものを30個挙げるように問いかけた結果、自分の記憶をたどり、「ウサギ」「パンダ」「ハリネズミ」など、美空が好きなものを挙げていった。

次に、その命を奪うものを挙げさせられ、最初は「洗車」や「ガトリング」などの威勢のいいものが出てきたが、 そのうち、「消しゴム」や「漫画」などの関係ないものを挙げだした。

娘が大切にしていたものを汚されたくなかったのだろう、とエボルトは推測する。

エボルト「俺はその時初めて人間の『感情』ってやつに触れたんだ。人間はなんて不思議で愚かな生き物なんだろう、ってな。」

 

ベストマッチの理由付けについては、まさか本編中でやってくれるとは思ってもいなかったので、少しびっくりした。

無機物側に「命を奪うもの」がほとんどないため、この理由付けも割と強引に思えてしまい、後付け感が拭えない

しかし、「愛と破壊」というビルドの根本的なテーマが、ベストマッチの理由にも絡んでくれるのはなかなか面白い。

 

「惣一の美空に対する愛」がもう少し観てみたい気がする。

なので、美空と惣一の絡みがほしいが、果たして惣一は昏睡状態から起きるのだろうか。

 

エボルトの「感情」

ジーニアスフォームの攻撃を受けたエボルトには、ジーニアスフルボトルの影響で「人間の感情」が宿るようになった。

エボルト「喜び。悲しみ。怒り。驚き。俺にとって人間の感情全ては、想像で演じるしかなかった。だが… あの時、俺に人間の感情が宿ったんだ!こんなに楽しいことはない!」

 

しかし、ジーニアスフォームの攻撃を受ける前からエボルトには感情があったかのように思えたので、この新事実には違和感を覚えた

例えば、『第36話 エボルトは星を狩る』で、戦兎のせいで計画が台無しになった際のエボルトの怒りは、とても演じていたとは思えない。

また、『第38話 マッドな世界』で、内海が寝返った時に楽しんでいた姿も、かなりリアルに見えた。

 

「破壊衝動」という「負の感情」のみを持ち、それを満たすために人間の感情を意のままに操っていたエボルトが、人間が持つその他の「感情」も手にする、という展開にしたかったことは何となく想像がつく。

だから今回の放送で、戦兎の怒りを見てワクワクしたり、ビルドにロストボトルを浄化されたときに怒ったりしたのだろう。

これまでのエボルトをもう少し「破壊衝動」と「理性」のみで構築された地球外生命体だという描写をできていれば、もう少し説得力があっただろう。

 

とはいえ、今後のエボルトがどう描かれていくかは非常に気になるところだ。

『仮面ライダービルド』 (特に第2章) では、感情的判断の危険性を描いてきたと思う。

よって、エボルトの感情的判断がエボルトの自滅につながる、というような展開などにも期待したい。

 

葛城忍の考え

ライダーシステムと「感情」がリンクしていることが、今作の大きな特徴となっている。

このようなシステムを設計したのは、葛城忍が「感情」でエボルトに対抗する必要性を感じたからだと、戦兎は推測する。

戦兎「父さんは人の感情を弄ぶエボルトを見て、人間にしかないこの感情こそがエボルトを倒す方法だと考えたんじゃないか、って。だから感情の高まりでハザードレベルが上がるライダーシステムを設計した。

 

たしかに、エボルトに対して「感情」で対抗するのは有効な策だと考える。

しかし、これまでビルドたちはそのシステムを逆手に取られて、エボルトに都合よく操られてきた。

ライダーシステムを設計した葛城忍自身はエボルト側にいるようだが、その彼がそこまで想定していたのかどうかは、気になるところだ。

 

 

 

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