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【感想】『仮面ライダービルド 39話』: 虹色ボトルヤロー (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年6月10日放送、仮面ライダービルド 39話『ジーニアスは止まらない』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。 

 

 

マッドな内海

内海が、科学者として輝く場所がほしくて、エボルト側についたようだ。

幻徳「この国がどうなってもいいのか?」

内海「私には関係がない!科学者として輝ける場所があれば、それでいい!」

 

しかし、内海の言動を見ていると、「俺は間違っていない」と自分に言い聞かせることで自分の行動を正当化しようとしている気がする。

内海「氷室幻徳に撃たれて… 九死に一生を得た。なのに俺は… 俺は… 間違ってない!

 

内海「科学の可能性を追い求めて、何が悪い?科学の力でこの国が一つになる。素晴らしいことじゃないか。俺たちは、間違ってないんだよ!科学の力で、世界を変えようじゃないか。」

巧「俺は、あなたとは違う。」

 

やはり、内海は科学者としては知的好奇心を満たせる場所が欲しかったのだろう。

そう考えると、他の難波チルドレンとは違い、内海には「好奇心」という「感情」はあるのかもしれない。

  

内海に迷いが生じているという描写がところどころにあったため、もしかしたら内海の中ではそれ以外の「正の感情」もあるのだろう。

それがどの時点で芽生えたのかは分からないが、その「正の感情」を振り切って、自分の好奇心を満たすために狂ってしまったのだろう。

 

内海の心情描写がこれまであまりにもなかったため、正直内海の考えを汲み取ることは非常に難しい。

(恐らく、制作者側は難波チルドレンの内面を意図的に描写しないようにしている側面もあるとは思うが。)

やはり、これからの内海という人物の描かれ方に期待するしかないのかもしれない。

 

 

また、今回も科学 (ライダーシステム) の在り方についての議論が内海と巧との間で繰り広げられた。

内海と巧という、二人の科学者が対峙するのだから、そのような議論になることは必然的だ。

しかし、この話は結構何度もやっているため、正直くどいように思えてしまった。

 

仲間を信じる

葛城巧は、エボルトの遺伝子を持っている龍我を消そうとする。

その姿を見て、美空は仲間を信頼することの大切さを説く。

美空「万丈はそんなことしないって。」

巧「だったら、論理的に説明してくれるかな?印象や主観で判断する…」

美空「もっと仲間を信頼したら?

巧「仲間?少年漫画じゃあるまいし。そんな定義が曖昧なものを信じてどうなる。」

美空「本当にそう思ってるの?戦兎は… 記憶を失くしてからのあんたは… 誰よりも仲間のことを信じてた。あんたも、心の奥底にはそういう想いがあるんじゃないの?」

巧「仲間を信じたところで、バカを見るだけだ。僕が信じるのは、科学だけだ。」

 

記憶が戻ったばかりの葛城巧は、恐らく龍我のことを「仲間」と見なしていないだろう

なので、ここで「仲間を信頼しなさい」と説教する美空には違和感を覚えてしまった。

龍我がこれまで戦ってきた中で培ってきた想いなどを伝えてあげた方が効果的だった気がする。

 

仲間だと思っていた幻徳に裏切られてしまったため、巧は仲間を信じられなくなった、ということを描きたいことは何となく想像できる。

そう考えると、巧は龍我のことを信じられないのも仕方がないとは思う。

しかし、幻徳と巧の間に強い絆があったという描写がこれまであまりなかったため、いまいち乗れなかった。

 

戦うための「気持ち」

理論上では変身可能なジーニアスフルボトルだが、巧が使おうとすると反応しない。

龍我「気持ちが足りねぇんだよ!誰かの力になりたい。誰かを守りたい。それが… あいつの戦う理由だ。お前にはそんな気持ち、これっぽっちもねぇだろ!桐生戦兎はな… 正義のヒーローなんだよ!」

 

葛城巧は、非常に理性的判断を下すことができる存在だ。

一方で、戦兎のような「誰かの力になりたい」「誰かを守りたい」という「正の感情」を持たない。

だからこそ、巧はジーニアスフルボトルを使いこなすことができない。

 

 

そのことを、戦兎のそばでずっと戦ってきた龍我が指摘するのもまた良い。

やはり、龍我が戦兎の考えや行動について語る場面は必ずアツい。

 

 

ヒーローとして戦うためには「正の感情」と「理性」の両方が大切である

第2クールでは、「正の感情」があっても「理性」がないと危険であることを描いてきた。

今度はその逆を、葛城巧を通して描いたことで、どちらとも不可欠であることが強調されたと感じる。

 

葛城巧と桐生戦兎の合体

戦兎の記憶が戻ったことによって、葛城巧と桐生戦兎の二人の人格が合体する。

巧「君 (戦兎) は信じられるのか?仲間を。なら、見せてくれ。君が創る未来を。」

 

戦兎の人格が意外とすぐに戻ってきたのは残念な気もする。

葛城巧の想いを知ることができたものの、巧の成長はあまり見ることができなかったからだ。

しかし、これから巧は仲間を信じられるようになるまで成長していくのかもしれない。

 

これから桐生戦兎と葛城巧の人格をどのように分けて演出していくのかも気になる。

 

このシーンがオープニング映像とリンクしているのも非常にアツかった。

 

完全無欠のボトルヤロー!

ビルドジーニアスフォームの変身エフェクトはかなり好きだ。

特に、ハザードフォームのいかにも危険そうなエフェクトと比べると、ジーニアスフォームのフルボトル工場のようなエフェクトはかなり明るくて前向きだ。

まさに戦兎が理想とする「科学が創る未来」を描いたようなエフェクトに感じる。

 

 

ジーニアスフォームの目のデザインが少し気持ち悪くて、慣れるのに時間がかかりそうだ。

しかし、「戦兎が創る未来」を表しているかのような、非常に明るくて近未来的なデザインは、ビルドの最終フォームに相応しいと感じる。

 

 

仮面ライダービルド DXジーニアスフルボトル

仮面ライダービルド DXジーニアスフルボトル

 

 

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