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【感想】『仮面ライダービルド 36話』: ベルナージュ、マジ最強 (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年5月20日放送、仮面ライダービルド 36話『エボルトは星を狩る』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。

 

 

星狩り族のエボルト

エボルトは、地球ではまだ確認されていない星の生命体であり、エボルトが火星上にパンドラタワーを作った影響で、火星が滅びたことが明かされる。

 

星狩り族ということは、星を狩ることを生き甲斐にして行動しているようだ。

一時期はまるで二重人格であるかのような表裏のある行動で登場人物を惑わせていたエボルトが、単純な (?) 極悪宇宙人に成り下がってしまって少し残念な気がする。

 

しかし、エボルトが「破壊衝動」という「負の感情」を極限まで高めた存在だと考えると、ビルドのテーマの一つである「感情と理性」に非常に合っている気もする。

「負の感情」に応えるために非常に理性的な行動を行う、戦兎とは正反対の存在といえるかもしれない。

 

ベルナージュは以前、エボルドライバーを壊し、エボルトの肉体と魂を分離させたようだ。

それほどベルナージュが強力だと分かったので、今回のビルドでも美空やベルナージュが鍵になりそうだ。

 

フルボトルの成分

パンドラボックスは、その星にまつわるエレメントを吸収することで開かれる。

エボルトは地球に降り立つ前に、石動惣一の記憶から60本のボトルを生成。

10年前、ベルナージュがフルボトルの成分を空にしたことで、パンドラボックスが開かれることを阻止した。

 

火星にはないはずの「ラビット」「ゴリラ」のような動物や、「スマホ」「掃除機」のような技術がフルボトルの成分になっている理由が漸く分かった。

玩具制作担当が適当に選んだかのように思えた成分にも、しっかりと理由付けがされたのは嬉しい

こうなると、地球にまつわるエレメントを選んだ基準や、ベストマッチの組み合わせの根拠も気になる。

 

幻徳の仲間入り

一海と幻徳といった位置で戦い、一海は幻徳を変身解除に追い込む。

そして一海は、幻徳に仲間になることを要求する。

 

一海は、故郷を思う気持ちがあるからこそ、ハザードレベルを上げて戦う決意がある。

しかし、「父親を首相にしたい」という想いで悪者を演じて戦っていた幻徳には、戦う理由がなくなったようだ。

一海「俺は… 故郷を思う気持ちでハザードレベルを上げる!今のお前はどうだ?それがあんのか?」

 

この展開だと、恐らく幻徳も戦兎たちの仲間になるだろう。

幻徳がどのような「戦う理由」を胸に、戦兎たちと戦うようになるかが気になる。

恐らく、本気で三国を統一したかった様子から見ると、幻徳も「ラブ&ピース」に近い考えを持つのだろうと思う。

 

難波の野望

難波会長は、新国家を設立して、更には世界とも戦うことを宣言した。

難波「東都を制圧した暁には、世界に負けない新国家を設立する。強く、たくましい国に生まれ変わるのだ。(中略) これから我が国は、世界を相手に戦っていく。メイドインジャパンの底力を、見せつけようではないか。」

エボルト「今度は世界と戦争か。俺の言った通りだったな!人間の欲には際限がない。そして、愚かだ。」

 

パンドラボックスの光を浴びていない難波会長がこれほど強欲なのもまた面白い。

「理性」のない人間の「負の感情」が止まることなく増大していくと、争いや悲劇にもつながることを、難波会長という普通の人間を通して描写している。

やはり、「理性」と「正の感情」が正しい決断には大切だと、改めて分かる。

 

エボルトリガーのために

エボルトが戦争を引き起こしたのは、エボルトリガーの力を使える究極の仮面ライダーにたどり着くためだということが明かされる。

エボルト「俺がなぜ、戦争を仕掛けたと思うか?お前を使って、自分の力を取り戻すためだ。この中 (エボルトリガー) にあるエネルギーを使うには、人間の体力じゃ限界があってね。だから俺は、科学の力を利用することにした。戦争になれば、お前は否が応でもライダーシステムを強化せざるを得なくなる。そして、この力を使える究極の仮面ライダーにたどり着く。それが、プロジェクトビルドの全貌だ! (中略) 人間の限界を超えたビルドをいただいて、俺は完全体になる!」

 

戦争が勃発すると、科学者たちは敵国よりも強いものを創るために科学を発展させる。

そう考えると、エボルトの考えも理にかなっているし、実際に戦争の影響で東都側陣営の急激なインフレが起きた。

葛城巧が以前言っていた「科学の発展によって人類は絶えず進化してきた」とも合致する。

 

しかし、そのために戦兎がずっとエボルトの手のひらの上で踊らされていたと考えると、エボルトはかなり残酷な存在だ。

 

戦兎は、エボルトが完全体になるための技術のために

そして、龍我は、エボルトが完全体になるための器となるために

戦兎と龍我の二人が選ばれ、エボルトが二人の「感情」を煽り続けていた理由が漸く分かり、すっきりした。

 

人間を超えるためのアイテム

葛城忍の研究データによって、パンドラボックスのパネルは別の装置に再構築できることが判明。

それを用いたら、ライダーシステムは人間の限界値を超えるほど強くなる。

 

アイテムを使用することで戦兎の命も危険に晒されることに気づいた美空は、戦兎に怒る。

美空「ムカつく。死ぬ覚悟はできてるってわけ?万丈のため?東都のため?何でもっと自分を大事にしてくれないの?戦兎に何かあったら、私たちどうすればいいの!?残された人間のことも少しは考えてよ!万丈だって、紗羽さんだって、あたしだって!戦兎を止められなかった自分を一生悔やみ続けるんだよ!そんなのしんどいよ。」

戦兎「この戦争は俺が蒔いた種だから。」

美空「だから責任取るって言うの?そんなのただの自己満足じゃん!」

戦兎「この戦争を終わらせられるのは、俺しかいない。俺が戦うしかないんだよ。」

美空「なんで…?なんで伝わらないの…?」

戦兎「十分伝わってるよ。大丈夫。俺は必ず帰ってくる。」

 

しかし、戦兎は「愛と平和」のためにそのアイテムを使ってしまい、エボルトと共に消滅しようとする。

結果的に、戦兎は消滅せずに済んだが。

 

戦兎は「理性」に基づいて判断した結果、自己犠牲が最適な選択ならそれも選びかねない人間だ

どれだけ周りが悲しむか、戦兎は分かっていながらも、そこで「感情」に流されずに「理性」的決断を下す。

それだけ「愛と平和のために戦いたい」と願い、その理想に何が何でも近づきたいと願うからそのようなことができるのだろう。

 

自己犠牲が正しいかどうかは別として、自分の「正の感情」に応えるために常に「理性」的判断を下す戦兎にはかなり魅力があると感じる。

 

フェーズ3、完了。

戦兎がエボルトと共に消滅しようと思って決行した作戦によって、エボルトはなぜか戦兎に憑依してしまう。

 

それまで戦兎たちはずっとエボルトの手のひらの上で踊らされていたが、漸くエボルトの計画を狂わすことができたようで少し嬉しい。

結局はエボルトに憑依されてしまったので、あまりカタルシスはないが… (笑)

 

エボルトが憑依したら、戦兎の髪の毛がなぜか白髪になる理由はすごく気になる。

龍我の時は、髪の毛がツンツンなるだけだったのに…

 

そして、エボルラビットフォームの違和感が半端ない。

頭部が更にシュッとしてしまったせいで、頭だけCGで付け加えた雑コラみたな印象を受けてしまう。

もう少し頭部に装飾品があれば、違和感なく受け入れられたかもしれない。

 

 

仮面ライダービルド DXラビットエボルボトル&ドラゴンエボルボトルセット

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