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【感想】『仮面ライダービルド 33話』: フッハッハッハッハッハッハ! (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年4月29日放送、仮面ライダービルド 33話『最終兵器エボル』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。

 

 

エボルドライバーの謎

ビルドドライバーの原型となり、葛城忍がその復元に携わった「エボルドライバー」の存在が明かされる。

そして、このドライバーはどうやらエボルトが究極の姿になるために開発されたものらしい。

 

エボルドライバーとビルドドライバーの形状がほぼ同じなのは、玩具制作の都合だろう。

それを「ビルドドライバーの原型がエボルドライバー」という設定で説明するのは上手いと感じた。

大人の事情を本編内の設定で説明しようとする姿勢は好きだ。

 

エボルドライバーが変換装置の大元の動力部分にそのまま組み込まれていた、ということは、エボルトが石動惣一として暮らしていたnascitaにずっとあったことになる。

「灯台下暗し」とはこういうことだね。(笑)

 

エボルトの正体

エボルトは、宇宙飛行士として火星に行った際に石動惣一の身体を乗っ取ったと判明する。

 

美空を大切にしてはいたものの、自身の目的を遂行するためにその美空さえもを平気で裏切る、「サイコパスのような人間、石動惣一」という人物に私は魅力を感じていた

なので、石動惣一が憑依されていたのだと知ったときは少しがっかりしてしまった。

 

だが、石動惣一の影響でエボルトの考えが変わった、という描写があった。

エボルト「もうすぐ、お前の身体ともおさらばだ。長かったな。おかげで、俺の考えもずいぶん変わったよ。

惣一「一体… 何を企んでる!?」

エボルト「それは… 力を手に入れてからのお楽しみだ。」 

 

これが何を意味するのか、早く知りたい。

実は、エボルトは邪悪な地球人石動惣一に影響された善良な宇宙人なのかもしれない。

美空にとっては可哀想ではあるが、私には惣一が悪人であってほしい気持ちがある。

 

どちらにしろ、宇宙人が敵になること自体は仮面ライダーでは久しぶりな気がするので、どのような魅力的な人物に変わっていくのか見守っていきたい。

 

幻徳の真の目的

幻徳が国を一つにまとめようとした理由が明かされる。

幻徳「あんたのやり方じゃ国は一つにできない。だから俺はファウストを作って、この国を一つにしようとした。国境などない、誰でも笑って暮らせる国にするために。」

泰山「幻徳…」

幻徳「だが欲望が俺を歪めた。」

 

「破壊衝動」や「支配欲」という「負の感情」が、「笑顔をもたらしたい」という「正の感情」とリンクしてしまい、幻徳をゆがめてしまったことが分かる。

幻徳を通しても、我々は「負の感情」と「正の感情」がリンクしてしまうことの危険性が分かる。 

 

そして、どうやら仮面ライダーになってからは元の性格に戻っていたようだ。

エボルト「漸く分かったよ。お前 (幻徳) がこの国を一つにしたかった理由が。あんた (泰山) の息子は、パンドラボックスの光で好戦的な気質になった。けど、人体実験でネビュラガスを注入して仮面ライダーになれた者は、光の影響をうけなくなる。つまり、今の幻徳は以前のような野心にあふれた性格じゃなくなったってわけだ。じゃあどうしてこの国をまた一つにしたかったか?親父を首相にするためだ。自分が汚れ役に回って、親父にこの国を託そうとした。だから、悪者に徹した。

 

たしかに、何話か前から幻徳の考えが変わったような描写はあった。

ただ、 「仮面ライダーになると光の影響を受けなくなる」という設定が唐突すぎて、後付けに思えてならない。

ライダーシステムの作用について、もう少し何らかの伏線が用意されていたら納得できたかもしれない。

 

とはいえ、性格が戻っていたのなら、自分の過ちに気づいた時はまさに「地獄」だっただろう

 

その罪を背負いながらも、自分の目的を達成するためにあえて悪役に徹していた幻徳は「仮面ライダー」の名に相応しいヒーローといえるかもしれないが、赤羽の命を奪ってしまったことに関してどうなるのかが気になるところだ。

 

そして、今回戦兎が幻徳のチップの信号を変える手助けをしたのだから、幻徳の仲間入りもあり得る。

 

フェーズ1、完了。

遂に仮面ライダーエボルが誕生。

 

エボルドライバーの声はエボルトの声も担当していた金尾哲夫さんが担当されているようだが、ビルドドライバーと差別化がなされていて「悪役感」がかなりある。

また、交響曲第9番のアレンジになっているエボルドライバーの変身音もかなりかっこよい。

 

そして「宇宙」をモチーフにしたエボルトコブラフォームのデザインもかなり自分好みだ。

ゴテゴテとしたデザインと相俟ってかなり強そうな佇まいだ。

 

泰山首相の最期

氷室泰山が、幻徳をエボルコブラの攻撃からかばい、亡くなってしまう。

 

漸く親子で和解できそうだったのに、さっそく亡くなってしまうのはかなり残酷なシナリオだ。

自分の父を首相にするために戦っていた幻徳にとっては、戦う理由がなくなってしまったともいえる。

幻徳が泰山の言葉を受け継ぎ、市政の人々が創る国を再び取り戻すことに期待している

泰山「国を創るのは、権力者でも政治家でもない。今もこの戦争で苦しんでいる市政の人々だ。その一人ひとりの顔が見えていないお前たちに国をまとめる資格などない!」

 

以前、幻徳には失うものがないため「覚悟」がある、とエボルトは言っていた。

しかし、幻徳にとって「父親」という存在は失いたくない存在であったに違いない。

どうやらまた一つ、背負うべきものができてしまったようだ。

 

 

仮面ライダービルド 変身ベルト DXエボルドライバー

仮面ライダービルド 変身ベルト DXエボルドライバー

 

 

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