Fire all engine

仮面ライダー・映画・音楽に関する感想と考察。

MENU

【感想】『仮面ライダービルド 28話』: たい焼き首相 (ビルドの実験経過)

f:id:bakusou009:20180928174049j:plain

『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2018年3月25日放送、仮面ライダービルド 28話『天才がタンクでやってくる』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。

 

 

家族の温もり

紗羽は、nascitaで戦兎たちと暮らしているうちに、家族の温もりを知ることができた。

その温もりは、難波チルドレンとして洗脳教育を受けていた頃には味わうことができなかった感情なのだろう。

紗羽「私は捕まる前にその場で命を絶つこともできた。難波チルドレンなら、そうすべきだった。」

戦兎「でもそうしなかったのは…」

紗羽「みんなと一緒にいるうちに気づいちゃったんだ。家族の温もり、っていうか… 私がずっと欲しかったものをみんながくれて。だから生きたい!って思った。」

 

だからこそ、紗羽は鍋島の家族を救うためにフルフルラビットタンクボトルのデータを難波重工に引き渡してしまったのだろう。

これは、紗羽が戦兎たちとの接触を通して成長したからこその決断だったのかもしれない。

 

 

そして今回、疑惑続きだった紗羽が、漸く戦兎たちに正式に仲間入りした。

二度目の裏切りで流石にもう後戻りはできないでしょ、と思った。

だが今回の裏切りは戦兎が計画していたことだと分かり、仲間入りには納得してしまった。

父が敵だということが分かった美空にとって、紗羽は母親的な存在だったような気がしたので、紗羽がnascitaに残ってくれることにはホッとした。

これからどのように物語を動かしてくれるか、楽しみだ。

 

理想と野心

戦兎と幻徳を比較する前に、「理想」と「野心」の定義をはっきりさせておきたい。

理想 (りそう) の意味

1.人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。「理想を高く掲げる」

2.理性によって考えうる最も完全な状態。また、実現したいと願う最善の目標あるいは状態。

 

― デジタル大辞泉 (小学館) より

野心 (やしん) の意味

1.ひそかに抱く、大きな望み。また、身分不相応のよくない望み。野望。「政治家になりたいという野心に燃える」「政権奪取の野心をもつ」

2.新しいことに取り組もうとする気持ち。「野心作」

3.野生の動物が人に馴れずに歯向かうように、人に馴れ服さず害を及ぼそうとする心。

 

― デジタル大辞泉 (小学館) より

 

理想は、私利私欲にとらわれることなく描き求めるものを指す。

野心は、どんなことをしてでも成し遂げたいものを指す。

 

幻徳の野心は、国を再び統一することだ。

それを実現するために自分自身が強くなり、最終的にはリーダーとして国を統治しようとしている。

つまり、幻徳は自身が主体の国づくりを望む。

そんな幻徳は、戦兎の「理想」を一蹴する。

幻徳「俺はお前を倒して、更なる強さを手に入れる!この国を強くするために、俺が強くなるんだ!(中略) 俺は野心だけを頼りに生きてきた。だが、独りじゃ何もできない屑だったんだ。だから俺は… 自尊心の高い己を… 虚栄心の強い己を… 全てかなぐり捨てて生まれ変わった。今度こそ俺は、この国を動かせる力を自分自身で掴み取ってみせるお前の言う愛と平和など幻に過ぎない理想で国は作れないことを俺の強さをもって教えてやる。」

 

一方で戦兎の理想は、「ラブ&ピース」だ。

それを実現するためにビルドとして戦い、一人ひとりが愛と平和をもって生きることができる世界を創ろうとしている。

つまり、戦兎は国民たちが主体の国づくりを望む。

戦兎「理想を掲げて何が悪い!?ラブ&ピースはこの現実にどれだけ脆くて弱い言葉かなんて分ってる。それでも謳うんだ。愛と平和は俺がもたらすものじゃない。一人ひとりがその思いを胸に生きていける世界を創る。そのために俺は戦う!」

 

二人の対比が非常に分かりやすかった戦いなのではなかろうか。

また、戦兎がしっかりと「理想を掲げて何が悪い!」と言い、夢見ることを肯定してくれたのもよかった。

日本の子供たちにも、このようなメッセージがもっと響いてほしい。

 

鋼鉄のブルーウォリアー!

ラビットラビットフォームのデータを、紗羽は難波重工に渡してしまう。

しかし、それも戦兎の計画の内で、実は鍋島家の解放を見計らって、タンクタンクフォームという隠し玉を持っていた。

 

フルフルラビットタンクボトルでラビットラビットとタンクタンクの両方に変身できる、という設定を非常に上手く活用した話だと感じた。

タンクタンクフォームで逆転勝ちしたときの快感はなかなか堪らなかった。

 

爽快感のあるラビットラビットフォームに対して、かなり重厚感のあるタンクタンクフォームの見た目も結構好き。

そして、変身シークエンスで登場するミニタンクがまた可愛い。(笑)

 

御堂首相の最期

難波会長は代表戦の結果を無視してフルボトルを東都から奪うことを提案するものの、御堂首相はそれを却下。

その結果、御堂首相はブラッドスタークの手によって命を奪われてしまい、難波会長が西都首相の座に就く。

 

御堂首相が、代表戦の結果にしっかりと従う真面目な性格だったことが少し意外だった。

三都の首相の中では一番腹黒そうだったのに。(笑)

 

そして、難波会長が西都の首相になったことによって、どのように話が進むかがますます分からなくなってきた。

戦争はまだまだ続くのかもしれない。

 

 

仮面ライダービルド 究極豪成 DXフルボトルバスター

仮面ライダービルド 究極豪成 DXフルボトルバスター

 

 

▼他の記事▼

お問い合わせ | プライバシーポリシー

Copyright © 2019 CHAMEE FACTORY All rights reserved.