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【感想】『仮面ライダービルド 12話』: 各駅電車!急行電車!快速電車! (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2017年11月26日放送、仮面ライダービルド 12話『陰謀のセオリー』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。

 

 

スパイなのか?味方なのか?

自分が難波重工のスパイで、ビルドの情報を難波重工に渡すために戦兎たちに近づいたと、戦兎たちに告白する紗羽。

ファウストを裏で操っているのも難波重工で、またファウストは東都政府ともつながっていることが明かされ、その証拠を掴むためにスパイになったのだと告げる。

 

紗羽「難波会長の目的は、仮面ライダーを東都政府の軍事兵器にすることだから。」

 

そんな彼女は、録音したナイトローグと難波会長の会話を戦兎たちに聞かせる。

その会話で、パンドラボックスは、東都政府に置かれる前までに保管されていた難波重工総合科学研究所に戻されたことを知る。

 

 

今回は1話以来のオープニング省略回。

それだけで「えっ、なんか起こるのかな…」ってなるよね(笑)

 

「同じかごの中」

内海は難波会長に難波の邸宅へと呼ばれる。

難波会長「お前に頼みたいことがある。」

 

一方で、戦兎は難波重工について調べるために研究所に出勤。

難波重工総合研究所の見取り図を眺めてパンドラボックスの保管場所を調べる戦兎に、内海はパンドラボックスが地下三階に隠されていることを教える。

そんな内海の行動に驚き、戦兎はこう尋ねる。

戦兎「どっちが本当のあなたなんですか?」

内海「愚問だな。君と私は同じかごの中にいる。

 

 

この「同じかごの中にいる」という表現がすごくひっかかった。 

結局最後まで見てもその意味が分からなかったし。

個人的な予想では「私も戦兎も同じくモルモットだよ」的なことを言いたかったのかもしれないが、断定できないのがもどかしい。

難波会長からの指示もそうだけど、その辺は回収されるのかな…?

 

紗羽の父

美空と紗羽は、nascitaの地下で二人っきりで会話する。

紗羽は、自身のスパイの目的を話す。

 

3年前、ファウストにパネルが奪われたときに難波重工の研究所のガス爆発事故が起き、11人の研究員が亡くなったこと。

それがパンドラボックスの紛失を隠ぺいするための工作であったこと。

そしてその亡くなった研究員の中に紗羽の父もいたこと。

紗羽が自身の父の無念を晴らしたいこと。

 

 

この話が仮に捏造じゃないとしたら、少なくとも父についてのなんらかの言及や描写が事前に欲しかったかな、って思う。

例えば、「マスターが美空の父」という話で「父」という言葉を聞いて動揺する様子だったり。

本当なら、あまりにも唐突すぎる気がする。

 

二つ目のビルドドライバー

戦兎と龍我が難波重工総合科学研究所への潜入を試みる中、戦兎はビルドドライバーを落とす。

龍我「おい、ドライバー落としたぞ!気をつけろよ。」

戦兎「お前のだ。」

龍我「えっ?」

戦兎「仮面ライダーは軍事兵器じゃない。人を守るためにある。それだけは忘れるな。」

そう言い、戦兎はビルドドライバーを龍我に託す。

 

 

このシーンを観た時、てっきり戦兎が自身のビルドドライバーを龍我に託したのかと思った。

もしそうであれば、信頼の証でもあるし激アツ展開なのに、どうやら違ったらしい。(笑)

 

このシーンだけでは分かりにくかったけど、戦兎は予め龍我用のビルドドライバーをもう一つ作っていた模様。

もちろんこの展開もアツい!

でも違う、その前に戦兎がビルドドライバーを龍我のために作ってあげていたシーンを入れて欲しかった!

折角戦兎はベルトや武器を作る「天才物理学者」という設定なんだし、それを生かした描写を入れて欲しかった…

信頼の証になるのに、「お前のだ。」って説明もなく渡しているのが勿体無さすぎる…

 

定刻の反逆者

地下三階への潜入に成功した二人は、ナイトローグに見つかってしまう。

そして龍我はクローズに変身し、ナイトローグに応戦する。

ナイトローグ「仮面ライダーになったところで、ハザードレベルは私の方が上だ。」

 

しかし、そんなところにブラッドスタークが登場し、ナイトローグを攻撃する。

ブラッドスタークは地下室の壁に穴をあけ、隠されたパンドラボックスを見つける。

ナイトローグとの戦いにかかりっきりのブラッドスタークを横目に、戦兎は壁の穴の中にある電車フルボトルを見つける。

戦兎「あぁ!これ、電車ボトルじゃん!ってことは、俺の計算で行くと…」

と言って海賊フルボトルと電車フルボトルを (戦兎自身の) ビルドドライバーに入れて、ベストマッチが実現し、ビルドは海賊レッシャーフォームに変身する。

 

そしてビルドとクローズの共闘が実現し、二人はナイトローグとブラッドスターク相手に戦う。

クローズのミリオンヒットを受けたスタークは、パンドラボックスを奪い、撤退する。

そしてナイトローグもビルドのボルテックブレイクを受けて、撤退する。

 

 

まずは、ナイトローグ (幻徳) のハザードレベルが龍我より上、つまりハザードレベル3.0であることについて考察したい。

ナイトローグはどうか分からないが、少なくともブラッドスタークは前回、ビルドのハザードレベルを上げるためのライバルとして作られたと判明した。

ということはビルドはこれからもっとハザードレベルが上がって行くのか?

そしてその先には何があるのか?

ハザードレベルの上昇が強化形態のフォームとかとも紐付けられそうな気がして楽しみ。

 

カイゾクハッシャ―

nascitaに戻ると、戦兎は海賊レッシャーのベストマッチに興奮して武器のカイゾクハッシャ―を作る。

戦兎「できた!その名も、カイゾクハッシャ―!攻撃… 各駅電車!急行電車!快速電車!海賊電車!4段階!」

カイゾクハッシャーをnascitaにいる人に向けたり振り回したりして、自慢げに紹介。

 

 

戦兎のカイゾクハッシャーの説明が完全にCM。(笑) 

主人公に科学者を据えることで、ギミックが本筋から切り離されている分、玩具の仕組みなどの宣伝が割と自然に台詞に組み込まれている気がする。

流石に今回の台詞はあからさますぎて笑ったけど。(笑)

 

武闘家滝川紗羽

紗羽は、病院で休養中の党と政府首相氷室泰山の元へ行き、パンドラボックスのパネルが難波重工総合科学研究所にあったことを伝える。

研究所が東都政府と提携していることから、政府がファウストに関与していることを主張する。

 

しかし、東都政府がファウストの壊滅作戦を実行するという旨を政府の職員から伝えられ、紗羽は怪しまれる。

身柄を拘束されそうになった紗羽は、驚くほどの身体能力を発揮して泰山のボディガードたち相手に戦い、病院から飛び降りて戦兎と共に逃げる。

 

 

紗羽さんの身体能力がえげつない。(笑)

やはり氷室泰山も、休養中なのにも関わらず登場したくらいだし、物語上割と重要な役割になりそう。

 

ファウスト掃討作戦

東都政府のファウスト掃討作戦が幻徳の指揮の下開始する。

(幻徳以外の何者かが変身した) ナイトローグと東都政府の部隊は戦い、その様子をメディアが取材する。

 

紗羽「なんだろ、この違和感。なんか、パフォーマンスみたい。」

そう感じる紗羽の隣で戦兎は戦う決意をして、ビルドに変身してナイトローグ相手に戦う。

 

ビルドは再び海賊レッシャーフォームにビルドアップし、カイゾクハッシャーを使ってナイトローグの変身を解除させる。

 

 

カイゾクハッシャー、うるさいけど音がクセになる!

ビルドの武器の中では一番魅力的かもしれない。

 

メディアを利用した自作自演工作というのも手が込んでいるしいかにも腐敗した政府がやりそうなこと。(笑)

ファウスト陣営がここでもまた先手を打って一歩リードしている様子が伺える。

恐らく今回の件で東都政府は世間からの信頼をある程度回復することに成功したはずだし、そう考えると今後のビルド陣営にとっては本当に敵ばかりな気がする…

 

内海退場

変身解除したナイトローグの正体は内海。

その様子をメディアはとらえ、首相代理の秘書であったことに驚く。

 

内海「私は!かつての誇り高き日本を取り戻すためにこの国に仕えてきた!それがたとえ武力を行使したのだとしても、わが国が立ち直るのであれば後悔は… 後悔は…」

掃討作戦関係者やメディアの前でそのように叫んだ内海はフルボトルで命を絶とうを試みるが、ボトルをビルドに奪われる。

 

内海は逃げ、戦兎は彼を追いかけ、二人は人気のない橋に到着。

内海「どこで道を間違えたんだろうな。俺はただ、他愛のないことで笑って、人の想いで泣いて、そうやって普通に生きたかっただけなのに。俺のようにはなるなよ、桐生戦兎。」

戦兎「内海さん、俺のことを知ってて…!」

内海「いいか!今ならまだ引き返せる…」

そう言い残した内海は、幻徳に撃たれて川へと落ちてしまう。

 

 

どこまでが仕組まれて内海の演技だったのだろうか?

その辺が分からないのでなんとも言えないが、もし仮に内海の最後の言葉が本音だとしたら、心境の変化があまりにも唐突すぎる気がする。

泰山の死を見てニヤついていた内海はどうしたのか…

だからこそ内海の死もパフォーマンスだったと信じたい。

 

紗羽の仲間入り

紗羽は、ファウストから難波重工や東都政府の痕跡を掴むことができず、すべての責任を内海一人が背負わされたことを戦兎に報告。

戦兎「俺たちも、奴らの手のひらで転がされているだけなのかもしれない。」

 

役目が終わったと感じた紗羽はnascitaを去ろうとするが、戦兎は止める。

戦兎「東都政府と難波重工のつながりを暴いて、パンドラボックスをあるべき場所に戻す。俺たちの目的は同じだ。」

美空「それに… ビルドの密着取材もね。紗羽さんには仮面ライダーのイメージアップしてもらわないと。」

龍我「俺の冤罪の記事も忘れんなよ。」

このように紗羽は再び正式に仲間として迎え入れられる。

 

そして、自分がビルドだと言い張る龍我を、戦兎は「仮面ライダークローズ」と命名する。

 

一方で、戦兎に鍋島から電話がかかってくる。

記憶がよみがえり、龍我の冤罪を指示した人の正体を思い出したと告げる。

戦兎はその正体を聞いて、驚く。

 

 

紗羽のスパイ疑惑からの一連の流れがだいぶ慌ただしかった気がするけど、いつまでも騙し合いが続くよりもこうやってしっかりと早めにけじめをつけてくれる方が個人的には楽しめるので良かった。

 

そして最後のコーヒー豆のアップ…

意味深すぎる、っていうか分かりやすい。(笑)

 

総括

割と否定的なことを言ってしまったが、今回も謎が一つ解け、また一つ謎が提示されて、楽しませてもらった。

 

ただ、『平成ジェネレーションズFINAL』の公開に向けて時系列を合わせるためか、かなり急ぎ足だった気がする。

そのため、龍我用のビルドドライバーの開発や内海の心境の変化、紗羽を信じるかどうかの葛藤などの描写が欠けていたことがすごい残念だった。

 

そしてこれは必ずしも悪いことではないが、今回の放送ではほぼすべての登場人物に二面性があることによる物語面の複雑さが露呈したと感じた。

例えば、

仮面ライダービルドとして戦う戦兎 と 焼肉好き佐藤太郎

nascitaでボトルを浄化する美空 と ネットアイドルみーたん

東都首相補佐官の幻徳 と ナイトローグの変身者の幻徳

仮面ライダーの潜入取材をする紗羽 と 難波重工のスパイの紗羽

などがいる。

物語面では人間関係がぎくしゃくして面白いが、果たして本来のメインターゲットである子供たちは理解できているのか…?という心配もあったりする。

誰が誰のどの一面を知っているのか、など考えたら意外と分かりにくくなることもある。

だからこそ今回の内海の水落ち手前の台詞もどこまでが本心なのか正直分かりにくくかった。

でもその分これから伏線を回収していってくれるのが楽しみでもありますね。

 

来週はようやく黒幕が明かされる!?楽しみ!

 

 

仮面ライダービルド DX海賊レッシャーフルボトルセット

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