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【感想】『仮面ライダービルド 10話』: 龍・我・覚・醒 (ビルドの実験経過)

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『ビルドの実験経過』と題して、毎週仮面ライダービルドの感想や考察を書いているシリーズ。

今回は2017年11月12日放送、仮面ライダービルド 10話『滅亡のテクノロジー』について話したいと思います。

お付き合いお願いします。

 

 

パンドラボックスの略奪

三国の首相たちがパンドラボックスのセキュリティを解除した途端、ブラッドスタークがパンドラボックスの略奪に向かう。

ブラッドスタークの合図で、東都政府のガーディアンがファウストのガーディアンに変わり、東都政府側を攻撃する。

 

難波会長「うちで作ったガーディアンは、信号を入れればファウストのメカに変わるように細工してある。あれはもともと犯罪を抑止させるための処刑マシンだからな。」

 

ブラッドスタークは防犯カメラを打ち落とし、パンドラボックスを奪う。

そこに (今週もコスプレをしている) 龍我が現れ、ブラッドスタークに生身で立ち向かう。

スタークは研究所員の河合にネビュラガスを浴びさせ、河合はスマッシュ化。

スタークはパンドラボックスを抱えて去り、龍我はスマッシュ体の河合と交戦する。

 

 

やはり龍我、生身でも強すぎる(笑)

龍我の、(まだ)変身能力を持たない格闘家という設定のおかげで、今作ではかなり見応えのある生身アクションが多い印象。

 

ナイトローグvsブラッドスターク

ブラッドスタークが防犯カメラをわざわざ壊し、逃走ルートが予定と違ったため、スタークが裏切ろうとしているのではないかと疑う幻徳。

幻徳はパンドラボックスを返すように命じるが、ブラッドスタークは拒否し、二人は戦う。

 

 

勝手な行動をした幻徳がブラッドスタークが割とその場のノリ的な感じでかき乱してくるのに、流石に幻徳はキレたのだろう。(笑)

今後のナイトローグとブラッドスタークの関係性がどう変わっていくのか楽しみではあるけど、ファウストからの離反は二人とも無さそうなんだよね…

 

龍我の覚醒

ナイトローグとブラッドスタークの戦いの場に、スマッシュと交戦し終えた龍我がやってくる。

ブラッドスターク「ん?スマッシュはどうした?」

龍我「ぶっ倒した!成分は抜き取ってねぇけどな。」

ナイトローグ「バカな… 人間がスマッシュを…?」

 

龍我は生身で二人相手に戦うものの、河合との交戦直後ということもあり、流石に苦戦。

そこにホークガトリングフォームのビルドが飛んできて、倒れている龍我に手を差し出す。

 

ビルドはナイトローグと、そして龍我はブラッドスタークと戦う。

生身の龍我を甘く見ていたものの、スタークは龍我に何発もパンチをされてしまう。

 

ブラッドスターク「ハザードレベル3.0!遂に覚醒したか、万丈!」

 

 

遂に、龍我はライダーシステムを使えるハザードレベル3.0まで到達!

今作は、龍我の精神的な成長だけでなく、「ライダー資格者」への成長を10話にわたってしっかりと描いてくれた。

近年ぽっと出の二号ライダーが多かったので、この作り方は割と新鮮。

 

それにしても、やはりスタークは龍我が二号ライダーになることに期待していて敢えて龍我に脱獄させてあげたのか…?

そりゃ軍事兵器としてライダーを使う予定なのだし、ライダーが多ければ多いほどいいわけで。

 

「ハザードレベル」という概念が初めて登場した時からずっと思ってたことではあるけど、ブラッドスタークが何の根拠もなしに「ハザードレベル〇.〇」って言ってることに少し違和感がある。

スタークにハザードレベル計測器的な何かを持たせた方が見せ方としてよかったし説得力があるのでは?

 

封印のファンタジスタ

しかし、ビルドはナイトローグにやられて、変身解除へと追い込まれる。

ナイトローグは、戦兎が落としたフルボトルを一個ずつ拾い上げていき、回収する。

 

龍我はドラゴンフルボトルをクロードラゴンに託す。

そしてクロードラゴンは戦兎の元へと行き、ドラゴンフルボトルとロックフルボトルを渡す。

 

龍我「あとは任せた!」

 

その二本のフルボトルを使い、戦兎はキードラゴンフォームに変身する。

 

ナイトローグ「なんだこのパワーは!?」

戦兎「あいつに託されちまったからには、負けるわけにはいかねぇんだよ!」

 

ボルテックフィニッシュでナイトローグを負傷させるものの、ナイトローグは戦兎のフルボトルを持って逃げる。

 

 

キードラゴンのフォルムかっこよすぎかよ!

最近登場したファイヤーヘッジホッグやライオンクリーナーは配色がとにかく素晴らしかったことをほめていた気がするが、キードラゴンは配色に加えてフォルムも好き。

南京錠の形をしたロック側がごつくてかっこいい。

 

そしてやはり先週から気になっているのは、ボルテックフィニッシュのグラフが登場しなくなったこと。

予算の都合かな…?

でもせっかくボルテックフィニッシュで一貫してグラフエフェクトを使用したのだから、統一性が欲しかったところ。

 

 

戦兎と龍我の絆

龍我「科学の力がどうとか、そういうことはよく分かんねぇけど… 俺はお前のことなら… 信じられる。

戦兎「最悪だ。俺も同じこと思っちまったよ。」

 

戦兎と龍我は一時期はぶつかり合ったものの、美空と接したり共に戦ったりすることを通して、徐々に信頼関係が構築される展開はアツい。

似たような話は『仮面ライダーオーズ』の映司とアンクなどにもあったが、龍我が二号ライダーになるという展開も同時に進行しているのが非常にアツい。

『仮面ライダービルド』という作品が1話から描いてきた「ベストマッチな奴ら」の集大成の台詞なのではないだろうか。

 

新たな力

スマッシュ体の河合を見つけたブラッドスタークは、スマッシュを倒し、河合を人間体へと戻す。

 

河合「葛城さん… ですよね?葛城さんはあんな事件で死ぬような人じゃない!何か考えがあってそんな姿でいるんですよね。」

ブラッドスターク「葛城巧は死んだ。」

河合「違う!葛城さんほどの天才なら、今のテクノロジーを駆使して遺体の偽装くらいできるはず!」

 

ブラッドスタークは河合の元へと歩き、河合の顔に何かしらのガスをふきかける。

すると、河合の顔はもう一人の研究所員の桑田の顔に変わる。

 

そして合体状態のガーディアンに乗ったブラッドスタークとバイクに乗ったビルドは戦い、ビルドはブラッドスタークに勝つ。

 

戦兎はブラッドスタークに問いかける。

戦兎「お前が葛城巧なのか?どうして殺人を偽装した?どうして万丈に濡れ衣を着せた?どうして俺の身体にガスを注入した!?」

ブラッドスターク「聞きたいのはそんなことか、天才物理学者。」

戦兎「なぜファウストを作った?スマッシュなんか生み出して… ライダーシステムは防衛目的のためじゃなかったのか!?人類の未来のために作ったんじゃなかったのか!?科学者の理念を見失ったか!?」

ブラッドスターク「勘違いするな。ライダーシステムは多くの血が流れることを想定して作られた軍事兵器だ。科学者の理念?そんなものはエゴにすぎない。お前だって分かってるはずだ。科学の行き着く先は破滅だということを。科学が進歩すればそれだけ人間は退化し、環境は破壊され、世界は滅びる!」

戦兎「そんなことない!科学は正しいことに使えば必ず人を幸せにできる。」

ブラッドスターク「なぜそう言い切れる?お前は誰も傷つけてないと言えるのか?」

 

 

まず、ここに来て初めてファウストが「人の顔をすり替える」技術を持っていることが判明したのには驚いた。

こうなると、今まで多くのファンが予想していた「桐生戦兎=葛城巧の頭脳+佐藤太郎の身体」というだけではない可能性も出てきた。

このかき乱し方、すごい好きだし色々な予想ができるので楽しい。

 

実は、この回を観た私には一つの仮説がある。

河合が言った「葛城さん… ですよね?」際、河合は実はその言葉をブラッドスタークではなく戦兎に言っていたのではないか?

この場面を見返してみると、カメラの切り替えでまるで河合がブラッドスタークに問いかけたように見えるが、これは番組の演出上そう思い込ませようとしているだけなのかもしれない。

その台詞が発されたタイミングに丁度戦兎がやってきたことにも合点がいく。

更に、あくまでもブラッドスターク相手に「そんな姿」と言ったことにも疑問がある。

この台詞がブラッドスタークじゃなく、佐藤太郎の姿をした戦兎に対して投げかけた言葉の可能性もあるのではないか?

 

ブラッドスタークが戦兎のことをわざわざ「天才物理学者」と呼んでいることにも意味がありそうだし、もしかすると「桐生戦兎=葛城巧」で、佐藤太郎の顔を借りているだけではないのだろうか?

 

まだ断言するには早いが、そのような可能性も見えてきて今後の展開が非常に楽しみ。

 

 

幻徳の不気味な笑み

ナイトローグはブラッドスタークからパンドラボックスを奪い返す。

 

一方で、東都政府ではパンドラボックスが奪われたことで混乱している中、東都首相の氷室泰山は突然倒れる。

泰山「幻徳… 私が戻るまで… 東都を頼んだぞ!」

そして東都を任された幻徳は不敵な笑みを浮かべる。

 

 

幻徳が何らかの形で東都の主権を握ることは想定内ではあったが、やはり最後の不気味な笑みがどうしても印象に残る。(笑)

幻徳を檀黎斗みたいな嫌えない悪役にしたいのかな…?

黎斗の場合成功したからよかったが、果たして今回も視聴者の印象に残る悪役になれるかは見ものですね。

 

総括

戦兎と龍我の絆が漸く形になったことが非常に印象的な回だった。

 

そして特に今回びっくりしたのが、「人の顔をすり替える」技術の登場。

ファンの憶測が色々と覆された気がするし、これから先どんな展開になるか非常に楽しみではある。

 

それで思ったのだが、先週意味もなく桑田に「葛城巧は生きている!」って言わせる必要はなかったのでは?

葛城が生きていて、ブラッドスタークが葛城かもしれない、という疑問提起を両方今回やればよかったのではないかな、と個人的に思ってしまった。

 

何にせよ、来週が楽しみですね。

 

 

仮面ライダービルド ライダーヒーローシリーズ 10 仮面ライダービルド キードラゴンフォーム
 

 

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