Fire all engine

仮面ライダー・映画・音楽に関する感想と考察。

MENU

【感想】『仮面ライダービルド 8話』: 甘すぎる卵焼き (ビルドの実験経過)

f:id:bakusou009:20180928174049j:plain

今日から、「ビルドの実験経過」と題して仮面ライダービルドを毎回レビューしていきたいと思います。

お付き合いお願いします。

 

本日は2017年10月22日放送、仮面ライダービルド 8話『メモリーが語り始める』のレビュー。

 

 

明かされる葛城巧の過去

葛城巧の母は、ファウストのガーディアンたちに追われる戦兎と龍我を庇い、自宅で巧について話す。

母によると、巧の父はパンドラボックスの責任者であったものの、スカイウォールの惨劇のせいで自害。

巧は科学者として尊敬していた父の無念を晴らすために科学者の道へ進んだものの、研究所を解雇されてファウスト創設に至った。

 

そして、巧が命を奪われた一週間前に研究データを母に預けていたと明かされる。

使う人間によって、正義にも悪にもなる。

 

先週の放送で、葛城巧がスマッシュの人体実験を強行したと言っていたが、やはり巧はスカイウォールの光を浴びたせいで好戦的になってしまったのか…?

そして解雇されてから命を奪われるまでの二年間、考えを改めて、自身の創設したファウストに対抗して正義のために研究をするようになる。

というところかな…

まだまだ考察の余地があるし、ビルドの研究データとナイトローグ・ブラッドスタークたちとの関係も明らかになっていないし。

 

卵焼きと戦兎

そんな話を聞いていた二人に、巧の母は、巧が好きだった卵焼きを差し出す。

龍我は卵焼きを食べ、「甘っ、甘すぎだろこれ!」と言う。

一方で、戦兎は卵焼きの美味しさに感動し、涙する。

 

 

龍我はただただ失礼で馬鹿。(笑)

でもこうなってくると、やはり戦兎と巧は何らかの関係がありそう。

戦兎と巧が同一人物、というよりかは、巧の脳を佐藤太郎に移植した、という展開なら有りそう。

どちらにせよ、わざわざ予告でも取り上げていたシーンだし伏線にはなりそう。

 

研究データを追いに東都へ

巧の母が研究データを隠した東都へ向かうものの、巧の母はファウストに捕まりアジトへ連れ去れる。

巧の遺書との交換を条件に、幻徳は研究データの在処を聞き出す。

巧の母は遺書を開くものの、その遺書は白紙。

 

幻徳「彼が…親に感謝する人間だと思いますか?

 

そして、巧の母はついでにネビュラガスを投与され記憶を消される。

 

 

そして巧の母が囚われて怒る戦兎が印象的だった。

「なんで助けられなかった!」

自分の過去について知る手がかりになれるのに、とことん利他的な姿勢の戦兎が本当に好印象。

ここまで「理想のヒーロー像」として完成されている戦兎を見ると、エグゼイド44話に出てゲンムのライフを削ったビルドは本当に何だったんだろう、って改めて思う。(笑)

今のところ主人公としては平成二期の中で一番好きになれそうだし、今後待ち受けているであろう苦難をどう乗り越えるのか楽しみだ。

 

レスキュー剣山!

そんなスマッシュにされた巧の母を救うために、戦兎と(工事現場の作業服を着せられた)龍我は工事現場に出動。

そして巧は美空が浄化した消防車フルボトルを利用して、ファイヤーヘッジホッグフォームに変身。

そしてビルドはスマッシュを倒し、無事に巧の母を救う。

 

 

北都から東都への検問が割とゆるゆるだったことが驚きだった、というか笑えた。(笑)

書類出せば割と簡単にスカイウォールを越えられるのか…

先週、闇ブローカーにあれほどお金を渡していたあの家族も、そんな苦労しないでもよかったんじゃないか…

そもそも壁で分断されたと言いながら割と越え方が色々あるんだ…

とか、スカイウォールに関する描写に割と色々とツッコミどころがある。

もう少し物語のペースを緩めて、この辺をもう少ししっかりと描写してくれたら世界観に入りやすいのに、と思う。

 

そしてやはり気になるのが、「ベストマッチ探し」の描写が割と雑なこと。

特に『仮面ライダーオーズ』などの平成二期シリーズでは変身アイテム探しが物語の根幹に関わっていることが多く、我々もそれに慣れているため、「ベストマッチ探し」が割とさっぱりしていることに違和感がある。

もちろん、縦軸に時間を割く必要があるので、その辺の描写を思いっきり省略していると考えると全然悪いことではないが。

慣れの問題かもしれない!

 

ファイヤーヘッジホッグの配色がめちゃめちゃ好き。

ハリネズミのとげとげしい感じもかっこいいし。

にしても、「敵に水を注入してからハリネズミの針で刺して破裂させる」という必殺技、地味にえぐい。(笑)

 

研究データをめぐる戦い

葛城巧は、万が一信用できなさそうな人がデータをとりに来た時のためにフェイクを仕込んでいて、それを幻徳に教えていたため、幻徳が東都銀行の金庫を開けてもデータは見つからず。

 

一方で、戦兎と龍我は研究データが埋められている場所 (難波重工総合科学研究所) へ向かい、研究データが入っているUSBメモリを見つける。

しかしブラッドスタークと幻徳が登場し、研究データを奪う。

そしてビルドに変身した戦兎と生身の龍我が研究データを奪還するために戦う。

 

そこで、生身で戦ってハザードレベルが上がりつつある龍我の成長を見込み、ブラッドスタークが戦兎に研究データを渡す。

「俺たちの狙いはデータじゃない。データを応用して『あれ』を完成させることだ。桐生戦兎ならそれができる。万丈龍我ならそれが使える。」

 

 

 

ナイトローグと幻徳がいつも都合のいいタイミングで出現して戦兎たちを阻止しているように思えるが、やはり戦兎側に内通者がいそうな気がする。

それとも東都がめちゃめちゃ監視の行き届いている社会なのか。

どちらにしろ、天才の戦兎ならそろそろ疑問に思うかな…

 

そしてブラッドスタークが龍我にデータを返したことも気になる。

データを自分たちで利用するより、天才物理学者の戦兎に作らせた方が確かに効率的だし、そう考えるとスタークの行動は理に適う。

 

「プロジェクトビルド」

そして戦兎は奪還したデータを巧の母に返すものの、「あなたなら巧の考えを分かってくれそうな気がするから」と言われ、そのデータを託される。

葛城巧は親の気持ちがさっぱり分からない息子だった、と悲しむ母。

巧の研究日誌をアナグラムにして並び替えたら「産んでくれてありがとう」になると明かし、本当は気持ちが伝えるのが苦手な人なだけだったと、戦兎は伝える。

 

「俺が恐れるのは、何も知らない自分だ。例えどんな真実があったとしても、受け止める覚悟はできてる。」

という力強い言葉を放った戦兎は、研究データを取り出すと、「プロジェクトビルド」という画面が現れる。

 

 

ファウストのアジトで巧の母が幻徳が巧の母に放たれた心無い言葉の記憶が消されて、巧が実は母親想いの息子だったという記憶に書き換えられた、という演出がよかった。

「スマッシュになったら記憶が消える」という設定を上手く利用した例に感じた。

今後さらにこの設定を生かしてくれるかな…

 

総括

サブタイトルの『メモリーが語り始める』の「メモリー」が記憶 (memory) とUSBメモリのダブルミーニングだと分かった。

 

前回の第7話と今回の第8話で、漸くビルドのテーマが見えてきた気がする。

仮面ライダーのテーマとして根付き続けてきた「正義と悪の力の根源が同じ」というテーマを真っ向から問いかけてくれるようで、今後の戦兎がどうそれに立ち向かうのかが楽しみだ。

 

今回のベストマッチもかっこよかったし、それぞれのベストマッチにそれぞれの役割がしっかりとあることがすごい好印象である。

(でもやっぱりタカガトリングが好き…)

 

来週も楽しみだし、劇場版にどう繋げてくるかもめちゃめちゃ気になる。

 

 

 

▼他の記事▼  

お問い合わせ | プライバシーポリシー

Copyright © 2019 CHAMEE FACTORY All rights reserved.